風邪と予防診療
こんにちは。大山町のキマチ医院です。
早いもので3月です。温かくなってきたとはいえ、まだまだ、風邪が流行しています。
皆様、体調は大丈夫ですか。
風邪は、原因となる微生物に感染することで起こります。
いわゆる「ウイルス感染」です。
ウイルスは、何百種類もあります。代表的なものは、アデノウイルスやインフルエンザウイルスなどがあります。
ウイルスに感染しないためには、どうすればいいのでしょうか。
答えは簡単!ウイルスのいるところに行かなければいいのです(*'▽')
ウイルスは人が集まるところに充満しています。ですから、外出せずに、誰にも会わずに過ごしていれば、風邪にかかるリスクは下がります。
けれど、外出をしない、なんてこと、できませんよね。
だから、ウイルスが迫ってきても寄せ付けない身体作りをすることが大事なんです!
ウイルスを寄せ付けない身体作りのためにやるべきこと。
それは、免疫力を下げないようにすることです。免疫力が低いときにウイルスに触れると、すぐに風邪をひいてしまいます。体力のないお年寄りや小さな子供が体調を壊しやすいのはそのためです。
免疫力をアップさせるために最適なビタミンやニンニク注射&点滴
免疫力を上げるには、毎食大切にして、良質な睡眠をとることが基本ですが、お仕事が忙しかったりストレスがたまったりしたときは、ついつい食事も睡眠もおろそかになります。そうした時のエナジーチャージにビタミンやニンニク注射&点滴を試して下さい。
予防に勝る薬なし
予防のためにお金をかけるのはもったいないと思いますか。けれど、予防に勝る薬もありません。
例えば、北欧は虫歯が少ないことで有名です。
これは、北欧の人が虫歯になりにくいということではなく、虫歯予防にかける時間とお金がとても多いからです。だいたい1ヶ月に1度ぐらい予防のために歯科に通うのだそうです。こういう習慣は、日本にはまだ根付いていませんよね。
けれど、その結果どのようなことが起きていると思いますか。
スウェーデンと日本を比較すると80歳の平均残存歯数はスウェーデンでは21本!日本は9本なんですって!
毎月毎月ほんの少し予防のための時間とお金の積み重ねをすることで将来の生活がぐんと変わってくることがあります。
私たちが勧めている予防診療もそういう面があります。
病気の人をたくさん見るからわかること
私たちは、毎日毎日病気になってしまった方を診ています。だからこそ思うのです。
体が悪い状態になってから病院に行ってもその時点ではもう既に病気になってしまっています。そうなる前にできるだけ病気のもとになる疲れやストレスを取り除いてほしい、と。
病気になってしまうと、治療をしなければなりません。治療となると体への負担が重くなります。お薬は病気を治すために必要ですが、場合によっては副作用を引き起こします。
病気になったら、仕事を休まなければならないこともあります。退職しなければならないこともあるでしょう。そうなれば、これから稼ぐはずだった大きなお金を失ってしまいます。いろいろな考え方がありますが、健康な時から病気にならないように予防することも一つの方法だと思います。